色紙(名言・格言)


『色紙…名言を活かす』

■一期一会と井伊直弼と千利休
「一期一会」は、利休の弟子・山上宗二の「山上宗二記」に千利休の言葉として「一期に一度の会」と見えることを語源とする。 しかし 、「一期一会」を茶道の心得として世に広めたのは井伊直弼といわれる。 〜その時の出会いを一生にただ一度のものと思い 相手に対し最善を尽くす〜「人をもてなす」ことの本質を鋭く究めている。

■利休七則(七訓)
利休にある人が「茶道とは何か」と尋ねたところ・・・ 『茶は服のよきように』 『炭は湯の沸くように』 『花は野にあるように』 『夏は涼しく冬は暖かに』 『刻限は早めに』 『降らずとも傘の用意』 『相客に心せよ』


『現代に通ずる〜名句・名言』

■利休百首より
『稽古とは一より習い(ひ) 十を知り十よりかえる(かへる) もとのその一』
道を究めていくための心構えとして、よく引用されることばです。

■徳川家康遺訓
人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし急ぐべからず 不自由を常と思えば不足なし心に望みおこらば困窮したるときを思い出すべし 堪忍は無事長久の基 恕は敵と思え 勝つ事ばかり知りて負くること知らざれば害その身にいたる おのれを責めて人をせむるな 及ばざるは過ぎたるよりまされり …もはや家康が本当に遺した(言った)ものかなど問題ないくらい家康的名言であります。

『良寛〜やさしい言葉』

■素朴だけど深く高い 『裏を見せ表を見せて散る紅葉』 良寛(1758-1831) 江戸時代 曹洞宗(禅)僧侶・歌人・書家。号「大愚」
晩年、彼を慕う貞心尼との歌のやりとりの中のもの。貞心尼は、良寛臨終前の数日間、 良寛の世話をした。良寛は死の前の心境をあらわしこのような歌を詠んだようです。  自分を裏表ひらひらと散りゆく紅葉に例え、死に行く自分のことも、四十年下の貞心尼に 「私も裏も表もありのままを見せてきた」と伝えているようである。はかない悲しさをにじませつつ、 人と人との心の奥まで真のふれあいの良さを表しているように感じるのであります。 (「人間表裏無く生きていくべき」という教訓よりも、もっと力を抜いた解釈のほうがよく思えます) 死の前の句として「散る桜残る桜も散る桜」もよく知られております。

【色紙色々】

利休『和敬清寂』・利休百首ほか、福澤諭吉『心訓』、芭蕉「若葉して」、柿くへば、花をのみ待つらむ人に、長寿十訓、長寿の心得…等々


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